環境負荷物質削減

基本的な考え方

 小糸では、環境保全の取り組みにおいて「環境負荷物質削減」を最重要課題の一つと位置付けています。また、環境方針の中で「製品ライフサイクルにおいて環境に配慮した新技術・新商品の開発と定着」「ものづくりにおける環境負荷の最小化」に取り組むことを宣言し、削減に努めています。
 中期重点取り組みの中でVOC排出量の定量的な削減目標を掲げ、進捗状況を確認しながら、排出量削減に向けた取り組みを進めています。
 「人と地球にやさしいものづくり」を実践するため、今後も環境負荷物質の削減に積極的に取り組んでいきます。

LCA(ライフサイクルアセスメント)

 小糸では、研究開発、生産、輸送、使用、廃棄までのライフサイクルにおける総合的な視点により、環境負荷物質削減を目指した製品開発に努めています。

生産での取り組み

 生産工程において使用される塗料、薬品等の原材料や副資材の一部には、環境負荷の原因となる化学物質が含まれているものがあります。これら環境負荷物質に対し、取扱量、排出量の管理強化、使用効率向上や代替化などの削減活動を進めています。
PRTR法対象物質の管理
 製造工程におけるPRTR法対象物質の取扱量や移動量を把握、適切に管理するとともに、取扱量の削減や代替化に努めています。
 2017年度のPRTR法届出対象物質(第1種指定物質)はトルエン、スチレン等の6物質で、これらの物質の取扱量は415.1t/年、大気排出及び廃棄物等移動量は133.5t/年となりました。 
※ PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律
VOC(揮発性有機化合物)の削減
 小糸のVOC排出量は(一社)日本自動車部品工業会の「環境自主行動計画」と整合させ、「2020年までにVOC排出量を2000年度比30%削減」することを目標に設定しています。
 活動の結果、2017年度VOC排出量は2000年度比△72.5%の削減となりました。また、VOC排出量原単位※1は削減活動を始めた2008年度比△49.4%の削減を実現しています。
 なお、有害大気汚染物質3物質※2は2003年3月の全廃達成以降、使用実績はありません。

※1 VOC排出量原単位:生産金額(百万円)あたりのVOC排出量(kg)
※2 有害大気汚染物質:ジクロロメタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン