サプライチェーンマネジメント

基本的な考え方

 すべての事業活動を通じて「人と地球にやさしいものづくり」を実践するためには、サプライチェーン全体を通じて、社会的責任を果たすことが重要であると考えています。このため小糸では、取引先と協働しながら、社会からの要請や期待に応え、お客様へ高品質なサービスを提供できるよう、調達方針を策定しています。
 調達方針は、取引先と一体となった最安・最適仕様の早期つくり込み活動強化に加え、品質問題の撲滅、CSR推進・リスク管理徹底による信頼性向上で構成されています。
 また、取引先には個別にコスト、品質、労働災害「ゼロ」等の期待値を説明し、協業で達成に向けた活動を展開しています。
 小糸は、ものづくりにおいて取引先と緊密な関係を大切にしながら、サプライチェーン全体を通して持続可能な社会の実現を目指しています。

サプライチェーンにおけるCSRの強化

 小糸では、調達方針説明会等を通じて取引先にCSRの取り組みを理解いただくとともに、随時、取引先からの相談を受け付けています。
 また毎年1回、取引先を対象とした下請法遵守に関する研修を行っています。

※小糸のCSRの取り組み

  1. 自動車産業適正取引ガイドラインに基づく対応
  2. 環境負荷物質の含有継続調査
  3. 紛争鉱物年次継続調査
  4. 人権/労働に関する法令等の遵守徹底
  5. コンプライアンス全般に関する徹底

公正な調達活動の推進

 小糸では、公正な調達活動の一層の強化に向け、関係管理部門の従業員、及び下請事業者の取引先を対象に「下請法研修会」を実施しています。2018年度は延べ286名が受講し、関係者の調達活動に関する知識の向上に努めています。

紛争鉱物対応

 コンゴ民主共和国とその周辺国において採掘される一部の鉱物が、人権侵害等を行う武装勢力の資金源となっていることが国際的に問題視されており、米国では、金融規制改革法(ドッド=フランク法)において、当該地域を原産とするスズ、タンタル、タングステン、金の4種の鉱物を「紛争鉱物」と定義し、使用状況を毎年調査し、情報公開等を行うことが義務付けられました。
 小糸においても、人権侵害や環境破壊等への加担を回避し、サプライチェーン全体を通じて、社会的責任を果たすため、紛争鉱物年次調査を継続的に実施し、取引先とともに、紛争鉱物の使用回避に向けた取り組みを実施しています。また、新規取引先と取引を行う際には、紛争鉱物調査結果を十分に精査し、取引実施につき検討しています。