ごあいさつ

三原弘志  2019年3月期の業績につきましては、主力の自動車照明関連事業において新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展等はありましたものの、世界自動車生産台数の減少に加え、従来連結子会社であった上海小糸車灯有限公司(以下、「上海小糸社」)を2017年9月末に持分法適用会社とし、2018年3月末に連結対象から除外した影響により、売上高は前期比減収となりました。
 利益につきましては、国内外における改善合理化を推進したものの、上海小糸社を連結対象から除外した影響、研究開発の強化等により、営業利益・経常利益・当期純利益の各利益において前期比減益となりました。

 2020年3月期の業績見通しにつきましては、売上高は、世界の自動車生産が横這いのなか、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展が見込まれるものの、為替換算の影響等により、前期比若干減収の予想であります。
 利益につきましては、為替換算の影響に加え、研究開発の強化、生産能力増強に伴う償却費負担の増等により、営業利益、経常利益、当期純利益の各利益において減益の見通しであります。

 小糸グループは中長期的な自動車照明器の売上拡大に向け、世界5極(日本、北米、欧州、中国、アジア)における生産能力を増強、2018年5月にNALブラジルを稼働したことに加えて、福州小糸大億車灯有限公司、PT. インドネシア・コイトにおいても工場を拡張、2019年度には、NALメキシコの工場拡張やマレーシアでの生産開始を予定しております。
 また、コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化などモビリティ変化への対応をはじめとする製品開発力の強化等を展開しております。
 これからも小糸グループは、シェア拡大を目指し、受注活動の強化、生産能力増強、生産性向上、相互供給・相互補完等生産体制の拡充を進めるとともに、環境変化に即応できる事業体制の構築、信頼される企業体質の確立に努めてまいります。

 小糸グループは、企業メッセージ「安全を光に託して」のもと、自動車照明器、電気機器メーカーとしてお客様の求める新しい価値を創造、安全・安心、そして信頼できる製品・サービスの提供を通じて、自動車産業や社会の発展に貢献すべく事業展開しております。
 今後とも自動車照明器分野のリーディングカンパニーとして、最新・最高のテクノロジーの追求と更なる性能・品質向上を目指し、社員の育成・レベルアップに取り組むとともに、「常にお客さまの立場で考え、ご満足いただける製品・サービスを提供する」という基本姿勢を忘れることなく努力し続けてまいりますので、皆さまのご支援ご厚情を心よりお願い申し上げます。
2019年4月
取締役社長
三原弘志