KOITOの歩み(沿革)
拡大期
1981 - 2015
1982
年
11
月
自動車用ハロゲン電球を生産・販売開始
1983
年
4
月
米国イリノイ州にノース・アメリカン・
ライティング・インク(NAL社)設立
1984
年
4
月
世界初 オール樹脂製異形ヘッドランプを生産・販売開始
軽量化とデザイン性向上につながるランプの樹脂化について、標識灯樹脂化時の技術をもとにこれに取り組み、1981 年に樹脂レンズ、さらに高い耐熱性と成形精度を持つBMCリフレクターを開発、1984 年 4月に世界初のオール樹脂製異形ヘッドランプがトヨタ自動車「ソアラ」に採用された。
1984
年
12
月
NAL社フローラ工場開設
1985
年
4
月
社是「着想と断行」制定
1986
年
8
月
タイにタイ・コイト・カンパニー・リミテッド(タイ・コイト)設立
1986
年
12
月
静岡県に相良工場開設
1987
年
7
月
NAL社セーラム工場開設
1988
年
4
月
台湾・大億交通工業製造股份有限公司へ資本参加
1990
年
3
月
プロジェクタヘッドランプを実用化
車両空力特性向上のためのヘッドランプ細幅化やアウターレンズスラント化に対応するため、複合楕円リフレクタと凸レンズとの組み合わせで配光を形成する新しいランプであるプロジェクタヘッドランプを開発、1990年3 月トヨタ自動車「セラ」から採用された。
1992
年
5
月
静岡県に富士川工機工場開設
1992
年
6
月
レース用4灯式ヘッドランプを開発
トヨタ自動車からの開発依頼を機に、レース用4灯式ヘッドランプを開発。他社製品以上の明るさ、ムラのない配光が求められ、カーボンを使用した軽量化も図った。1992年6月、ル・マン24時間耐久自動車レースに出場したトヨタ自動車「TS020」と「92C-V」に採用された。
1992
年
11
月
自由曲面リフレクタヘッドランプ納入開始
灯具への意匠性のさらなるニーズに応えるため、素通しレンズに必要な自由曲面リフレクタ(リフレクタ側にステップによる配光制御を設けるもの)を設計・製作した。高い設計精度によってこれを実現し、1992年11月、三菱自動車工業「エテルナ」から採用された。
1993
年
2
月
米国ミシガン州にNAL社技術センター開設
1996
年
5
月
英国ブライタックス・ベガ社(BVL社)へ資本参加
1996
年
7
月
ディスチャージヘッドランプを生産・販売開始
ディスチャージヘッドランプ(GDHL)は電極間放電による発光を利用した光源で、光量の増加、長寿命、省エネなどに優れていた。次世代のランプとしてこの開発に取り組み、バラストと呼ばれる制御回路とともに開発に成功、1996 年の日産自動車「テラノ」、トヨタ自動車「マークⅡ」から採用された。
1997
年
3
月
静岡工場に技術センター開設
1997
年
4
月
インドにインディア・ジャパン・ライティング・プライベート・リミテッド(IJL社)設立
1997
年
10
月
大億交通工業製造股份有限公司台湾証券交易所に上場
1998
年
6
月
タイ・コイト 子会社化
1998
年
7
月
BVL 社子会社化
1998
年
10
月
NAL 社子会社化
1999
年
4
月
BVL社をコイト・ヨーロッパ・リミテッド(KEL 社)に社名変更
2000
年
1
月
ISO 14001 認証取得
2000
年
8
月
2灯式ディスチャージヘッドランプを生産・販売開始
ディスチャージヘッドランプでは、ハイビームはハロゲンバルブを使用しており、大型化や混色が課題であった。これを、配光を形成するためのシェード(遮光板)を可動式とすることで1つのバルブでハイ・ローの切り替えを可能とした2灯式GDHLの開発・量産化にわが国で初めて成功した。
2001
年
1
月
QS-9000/ISO 9001 認証取得
2001
年
3
月
チェコにコイト・チェコs.r.o.(KCZ 社)設立
2001
年
6
月
LED 標識灯を生産・販売開始
LED の標識灯への使用は、省エネ、省スペース、長寿命などの観点から有効性があったため、この開発に取り組み、圧接配線方式により実用化に成功。2001年、日産自動車「スカイライン」に採用された。
2002
年
7
月
NAL 社パリス工場開設
2003
年
2
月
世界初スイブル式AFS(配光可変型ヘッドランプ)
生産・販売開始
電子制御により、照射方向を左右に自動的に動かすスイブル式A F S( Adaptive F ront- LightingSystem )を世界で初めて開発。2003年2月、トヨタ自動車「ハリアー」に採用された。
2003
年
4
月
ディスチャージバルブ 生産・販売開始
ディスチャージバルブ( D バルブ)の内製化を実現、需要に見合った生産効率のもと量産を開始した。バルブ・バラストをともに生産する唯一の自動車灯具メーカーとなった。
2004
年
7
月
世界初水銀フリーディスチャージヘッドランプを
生産・販売開
ディスチャージバルブに少量含まれていた環境負荷物質である水銀のフリー化に取り組み、専用バラストの開発と合わせて世界で初めてこれを実現し、2004年7月トヨタ自動車「ポルテ」に採用された。
2004
年
11
月
ベルギーにコイト・ヨーロッパNV(KENV 社)設立
2005
年
9
月
中国・福州大億灯具工業有限公司子会社化
2005
年
11
月
佐賀県に小糸九州株式会社設立
中国に広州小糸車灯有限公司(広州小糸)設立
2006
年
5
月
TS16949 認証取得
2006
年
7
月
オールグラス・シールドビーム(SB)・ヘッドランプ
生産終了 生産累計4 億3 千万個
2006
年
10
月
小糸九州株式会社 工場開設
2007
年
3
月
広州小糸 工場開設
2007
年
5
月
世界初LEDヘッドランプを生産・販売開始
白色LEDの急速な高効率化を受け、これをロービーム光源に採用したヘッドランプを開発。配光と放熱の効率を向上させ、2007年5 月、世界初の市場投入としてトヨタ自動車「レクサスLS600h」に採用された。
2007
年
7
月
NAL 社アラバマ工場開設
2007
年
9
月
IJL 社バワール工場開設
2008
年
2
月
福州大億灯具工業を福州小糸大億車灯有限公司に社名変更
2008
年
9
月
小糸九州 第2工場開設
2010
年
6
月
インドネシアにPT. インドネシア・コイト設立
2011
年
4
月
PT. インドネシア・コイト工場開設
2011
年
8
月
小糸工業 KI ホールディングス株式会社に社名変更
2012
年
1
月
NAL 社アラバマ第2工場開設
2012
年
3
月
NAL 社インディアナ金型工場開設
2012
年
4
月
タイ・コイト 、パチンブリ工場
および技術センター開設
2012
年
10
月
ADB を実用化
走行する対向車や前走車などの車両位置に応じて、配光パターンを自動制御するハイビーム可変ヘッドランプシステムADB(Adaptive Driving Beam)を開発、2012 年10月、トヨタ自動車「レクサス LS」に採用された。
2012
年
12
月
メキシコにノース・アメリカン・ライティング・メキシコ
( NALメキシコ社)設立
2013
年
3
月
IJL 社チェンナイ第2工場開設
2014
年
1
月
NAL 社アラバマ工場拡張
2014
年
3
月
NAL 社パリス工場拡張
2014
年
9
月
中国に湖北小糸車灯有限公司設立
NALメキシコ社工場開設
2014
年
11
月
世界初LED バイ・ファンクション プロジェクタを
生産・販売開始
ハイビームとロービームを1つのLED で切り替える世界初のLED1灯式バイ・ファンクションプロジェクタの生産・販売を開始、2014年11月トヨタ自動車「プリウスα」に採用された。
2015
年
4
月
創業100周年を迎える
KENV社の全事業をKCZ社に譲渡